
エレべーター
メンテナンス会社の
選び方とは?
- メンテナンス
- 費用・料金
- メンテナンス会社
- 比較
この記事を読んで分かること
- エレベーターメンテナンスの法定点検などの基礎知識
- メンテナンス会社の選び方
- メンテナンス会社の比較のポイント
目次
エレベーターを所有している人は、メンテナンスをどこに依頼しようかお悩みの方も多いと思います。
この記事では、エレベーターのメンテナンス会社の選び方について解説していきましょう。
エレベーターのメンテナンスの基礎知識
エレベーターは、安全を確保するためメンテナンスが欠かせません。
ここでは、エレベーターメンテナンスの基礎知識についてみていきましょう。
業務用(乗用)エレベーターは年1回の「法定点検」が義務付けられている
エレベーターは、建築基準法12条 第3項の規定により年1回の「法定点検」が義務付けられています。
法定点検でエレベーターの安全性が認められると、「定期検査報告済証」のステッカーが交付されるのでエレベーター内の誰もが目につくところに貼ります。
また、法定点検で記録された「定期検査の記録」は、3年以上の保管が基本です。
法定点検以外に定期的な保守点検も必須
エレベーターは、年1回の法定点検以外に定期的な保守点検も必須です。
建築基準法第8条によると、建築物の所有者は「建築設備を常時適法な状態に維持するように努めなければならない」とあります。
そのため保守点検は、エレベーターの安全性と性能を保持するために行われます。
エレベーター保守点検の周期は、特に法律で決められておらずメンテナンス会社によって変わります。
ただ、一般的には1ヶ月〜3ヶ月ごとに設定しているメンテナンス会社がほとんどです。
エレベーターのメンテナンス会社の選び方
エレベーターのメンテナンス会社は、どのように選べば良いのでしょうか。
ここでは、エレベーターメンテナンス会社の選び方について解説しています。
独立系かメーカー系か
メンテナンス会社には、独立系かメーカー系の2種類あります。
独立系は、特定のメーカーに属していない会社で、メーカー系は大手のメーカーに属しているメンテナンス会社です。
一般的に、メーカー系はコストが大きいため、その分メンテナンス代も高いのが特徴です。
独立系は、メーカー系のブランド力には劣るものの、費用が安くなっています。
費用
エレベーターメンテナンスは、何かと費用がかさみますよね。
メンテナンス費用を抑えるには、契約内容の見直しやプランを比較するのがおすすめです。
さらに費用を抑えたいのであれば、メーカー系よりも費用が安い独立系に切り替えるのも、一つの方法でしょう。
実績
メンテナンス会社を選ぶ際には、実績も大切です。
メーカー系は、確かな実績と信頼のあるところが多いとは思いますが、営業所によって技術の質が異なる場合もあります。
独立系の場合は、安さが魅力ですが実績などをよく見てから選ぶようにしましょう。
サポート体制
メンテナンス会社を選ぶときには、サポート体制にも注目してみてください。
例えば、エレベーターに不具合が起こった時に24時間365日対応してくれるのか、故障した時の対応方法などです。
エレベーターは、不特定多数の人が使うものですから早めに復旧できるような、手厚いサポート体制も重要になってくるでしょう。
まとめ
ここまで、エレベーターメンテナンス会社の選び方について解説してきました。
- 独立系かメーカー系か
- 費用
- 実績
- サポート体制
以上4つのポイントを押さえて、自分に合ったメンテナンス会社を選びましょう。