要望に合った
メンテナンス会社を
見つける為に
色々と比較してみる
- メンテナンス
- 豆知識
- メンテナンス会社
- 比較
この記事を読んで分かること
- エレベーターメンテナンス会社に自分が何を求めているか分かる
- エレベーターメンテナンス会社の選び方
- 具体的なチェックポイントが分かる
目次
日常的に多くの人が利用するエレベーターは、保守点検にて安全性が保たれています。
エレベーターのメンテナンスは、専門的な資格を持った業者に依頼することが大切です。
しかし、どのメンテナンス会社を選べばいいのか、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、あなたのご要望に合ったメンテナンス会社を見つけるための比較ポイントをご紹介します。
エレベーターのメンテナンス会社選びのポイントを比較
エレベーターのメンテナンス会社は、信頼のおける業者に依頼したいですよね。
ここでは、自分に合ったメンテナンス会社を見つけるための比較ポイントを解説していきましょう。
営業所の所在地
エレベーターのメンテナンス会社を選ぶときに、まずご確認いただきたいのが「緊急時にどのくらいで駆けつけてくれるのか?」という点です。
エレベーターは、オフィスビルや高層マンションなどになくてはならない設備ですよね。
エレベーターが複数台ある場合は、万が一故障しても問題はありませんが、1基しかないエレベーターが故障した場合は、いち早く復旧しなければなりません。
その際に、営業所が遠ければ復旧までに時間がかかってしまうでしょう。
メンテナンス会社を選ぶ際には、営業所の所在地や作業員が来るまでの時間をチェックしてください。
賠償責任保険の内容
エレベーターの保守会社の中には、メンテナンス不備の不備による対物・対人などの事故が起こった場合に補償してくれる賠償責任保険というものがあります。
補償内容の中には、最大で10億円という多額の保険金が下りるケースもあるようです。
メンテナンス会社を選ぶ際には、賠償責任保険の内容を確認するようにしましょう。
保守点検・リニューアルの実績
良いエレベーターのメンテナンス会社を見極めるには、これまでの実績も一つの指標になります。
例えば、企業のホームページなどにこれまでの保守契約やリニューアル実績が明示されている場合もあります。
また、企業の運営歴や業界シェアなどといった項目もチェックしておくと良いでしょう。
保守点検・リニューアルの価格・工期の適正
どんな商品・サービスにも言えることですがおおよその「適正価格」というものがあります。
エレベーターの保守点検や・リニューアル費用にもそれぞれ適正価格があり、メンテナンス費用の相場感は契約内容によって異なりますが1.5〜5万円程度です。
この範囲を大きく下回ったり、上回ったりしている業者は避けた方が無難でしょう。
また、リニューアルの際に大幅な値引きや工期を無理に短くしてくる業者も要注意です。
安く請け負うために、粗悪な部品を使ったり工期が短いがために、本来必要な工事工程を省いてしまうような可能性もあり得ます。
メンテナンス会社は、適切な価格や工期を提示してくる業者を選びましょう。
見積もりを提示してもらう
適切な価格を把握するには、複数のメンテナンス会社から見積もりを提示してもらい比較することも有効です。
1社しか見積もりをとらないと比較もできませんし、その価格が適切かどうかも分かりません。
できるだけ多くの会社から見積もりを依頼し、比較するのが良いでしょう。
地震発生時の対応
エレベーターの管理で一番不安なのは、地震などの災害が発生した時ですよね。
その時に、メンテナンス会社がどのような対応をしてくれるのかに着目してみましょう。
例えば、地震で利用者がエレベーターに閉じ込められてしまった時、直ちに救出できるようなシステムや体制が整っているのかなどです。
近年では、エレベーターの地震対策を強化しているメンテナンス会社が増えてきています。
対応時間の確認
エレベーターは、常時稼働していることの多い設備です。
そのため、災害・トラブルなどの発生時に24時間365日対応してくれるメンテナンス会社を選んだ方が安心できます。(土日ともなればなおさらです。)
近年では、ネット回線を利用して24時間遠隔監視システムを導入し、異常が起きた際にすぐに駆けつけてくれるメンテナンス会社も多いです。
レスポンスの速さ・対応
エレベーターの所有・管理者が依頼した時のレスポンスの速さや対応も重要です。
例えば、見積もりを依頼しても返答が遅かったり、こまめな連絡をくれない業者などは避けた方がいいでしょう。
エレベーターのメンテナンス会社は長い間、定期的にお世話になります。
レスポンスや意思疎通がスムーズにいくような対応を心がけているかチェックしましょう。
部品の在庫状況
エレベーターの修理が必要になる際には、部品が必要です。
すぐに修理できるように、部品の在庫が潤沢にあるのかも大切な比較項目です。
部品の供給がスムーズに行われているのかも、確認しておきましょう。
まとめ
ここまで、要望に合ったメンテナンス会社を見つけるための比較項目をお伝えしてきました。
- 営業所の所在地
- 賠償責任保険の内容
- 保守点検・リニューアルの実績
- 保守点検・リニューアルの価格・工期の適正
- 見積もりを提示してもらう(提案なども)
- 地震発生時の対応
- 対応時間の確認
- レスポンスの速さ・対応
- 部品の在庫状況
エレベーターのメンテナンス会社は、星の数ほどあります。
この記事でご紹介した9つの比較項目を参考に、ぜひ自分に合ったメンテナンス会社を見つけてみましょう。